©2015 東京工科大学 菊池研・大久保研共同プロジェクト ■ EDXによるライン分析結果 ライン分析の結果からも、母材成分が肉盛層に希釈していないことが分かる。 従来のPTA(粉体プラズマ溶接)等の肉盛溶接では、熱源に10,000℃を超える強力な熱量を持つプラズマアークを用い、しかも移行型アークであるために母材自体からも発熱が生じ、母材の溶込みは避けることの出来ない問題であると共に、熱影響を受けやすい母材に対しての表面改質は困難とされてきました。そこで熱源としてレーザーを用いることにより、精密に入熱を制御することを可能とし、母材成分の希釈を抑え、熱影響を受けやすい母材に対しての表面改質にも成功しました。 |
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