溶材として粉末を用いるPTA(粉体プラズマ溶接)やレーザークラッディングでは、様々な材料の組み合わせが可能です。しかしながら、例えばWC複合合金(マトリックスNi基合金:比重8g/cm3、WC:17g/cm3)のように比重差の大きい混合粉末材料を用いる場合、PTAでは肉盛層中のWCは偏りを持って分散してしまいます。レーザークラッディングでは、溶融池が小さく溶融凝固時間が短いので比重差の大きい材料でも、表層から均一に分散させることができます。 複合合金例
材料評価試験結果
大阪富士工業では、炭化物系の複合材の他にも様々な複合材の開発を進めています。また、これまでのPTA(粉体プラズマ溶接)の経験から、独自の開発合金を多種保有しており、使用される環境や求められる特性に合わせて最適な材料の御提案をいたします。 |
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